JUNYA WATANABE(ジュンヤワタナベ)のアーカイブ|レンタル・購入
JUNYA WATANABE(ジュンヤ ワタナベ)は、渡辺淳弥がCOMME des GARÇONSのもとで1992年に始動したブランド。文化服装学院卒業後の1984年に同社へ入り、パタンナーとして経験を積み、1993年からパリで発表を続ける。創作の核は服の表面ではなく、形を成立させるパターンにある。布を折り、切り、つなぎ、膨らませることで、身体から離れる幾何学的なドレスや、平面へ畳める立体を生み出してきた。2000年秋冬の「Techno Couture」では、ポリエステルシフォンを手縫いし、工業素材とクチュールの手仕事を同じ構造に収めた。2001年始動のMANでは、Levi’sやCarharttなどの既製の原型を「本物」として尊重し、パッチワークや異素材、拡大、変形によって別の服へ更新する。トレンチ、軍服、バイカージャケット、デニムは、彼にとって引用ではなく、何度でも解き直せる設計図である。JUNYA WATANABEの再構築は、元の服を見えなくしない。何であったかを残したまま、どこまで別の形になれるか。その認識と変形の距離に、服を考えるための新しい余白をつくる。