Rick Owensの名作コレクション5選|2006AW DUSTULATOR・2007AW EXPLODER・2009AW CRUST・2011AW LIMO・2016SS CYCLOPS
Rick Owensの歴史を理解するための5つの重要コレクションをEnclopedia独自の視点で徹底解説。2006AW DUSTULATOR、2007AW EXPLODER、2009AW CRUST、2011AW LIMO、2016SS CYCLOPSから、荒廃した世界の制服、身体を覆う外殻、保護層、純化されたエレガンス、人間建築へと変化したRick Owensの思想を読み解きます。Rick Owens買取・リックオウエンス買取、Rick Owensレンタルにも案内。
なぜ、この5つのRick Owensなのか。
Rick Owensには、SPARROWS、DUSTULATOR、STAG、MOOG、GLEAM、VICIOUS、SPHINX、MASTODON、GLITTER、BABELなど、アーカイブ市場でも評価されるシーズンが多数存在します。 当然、この5シーズンだけが優れているという意味ではありません。 今回選びたいのは、“Rick Owensらしいシーズン”ではなく、“Rick Owensらしさの意味が変わったシーズン”です。 2006AW “DUSTULATOR”では、服、家具、身体、空間が一つの世界へ接続された。 2007AW “EXPLODER”では、身体そのものの輪郭が建築へ近づいた。 2009AW “CRUST”では、強い外殻の内側に脆弱性という意味が生まれた。 2011AW “LIMO”では、それまで獲得した造形を減らしてもRick Owensであることを証明した。 2016SS “CYCLOPS”では、服と一人の身体という関係そのものを越えた。 なお2006AW “DUSTULATOR”ではPitti Uomoで発表されたメンズウェアを中心に扱い、2007AW “EXPLODER”、2009AW “CRUST”、2011AW “LIMO”、2016SS “CYCLOPS”ではウィメンズのランウェイを扱います。 ラインや性別を統一するための選定ではありません。 Rick Owensという一人のデザイナーの思想が最もよく見える転換点を、メンズとウィメンズを横断して選んでいます。