Raf Simons 2002SS テロ期を解説|服と着方から読むFear Generation
Raf Simons 2002SS、通称テロ期を解説。Kollapsフーディ、ニット、シャツ、テーラリングと、白・覆面・裸足の組み合わせから、Fear Generationが描く若者の姿を読み解きます。買取・レンタルのEnclopedia。
「Fear Generation」を、服の組み合わせから考える。
Fear Generationを日本語にすると「恐怖の世代」。その言葉を、ここでは不安を抱えながら社会へ出ていく若者たち、と受け止めてみます。 正式タイトルには、彼らに唾を吐く者へ、それが風に吹き戻されるというイメージがあります。Enclopediaはそこに、自分たちを一方的に見下したり、決めつけたりする視線への抵抗を読みます。 その姿勢は、服の組み合わせにも現れているように感じられます。テーラードジャケットを着ていても、顔は布に覆われている。頭をフードで包みながら、腕や足は露出している。同じ白の装いでも、身体に沿うものと、身体から大きく離れるものがある。 一つの人物像に決めきれない組み合わせが、見る側の判断を揺らします。きちんとしているのか、反抗しているのか。強いのか、不安を抱えているのか。 本記事では、この揺れを具体的なルックから追います。「テロ期」は通称として用い、タイトルの受け止め方や各アイテムの意味づけは、Enclopediaによる解釈として述べています。