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Raf Simons 1997-1998AW スクールパンク期を徹底解説|初ランウェイとスクールブレザーの原点

Raf Simons 1997-1998AW、通称「スクールパンク期」をEnclopedia独自の視点で徹底解説。パリでの初ランウェイ、American college studentとEnglish schoolboy、PunkとNew Wave、スクールブレザー、ネクタイ、スクールクレスト、モッズとの関係から、なぜ制服がRaf Simonsの重要なデザイン言語になったのかを読み解きます。Raf Simons買取・ラフシモンズ買取にも対応。

なぜRaf Simonsにとって、“学校”がこれほど重要だったのか。

Raf Simonsの初期作品を追うと、学校というモチーフは1997-1998AWに突然現れたものではありません。 1995年の初期からEnglish schoolboyの制服は参照され、1997SSではOxbridge的な厳格さと若者文化が組み合わされていました。 つまり1997-1998AWは“スクールスタイルの発明”ではありません。 それまで研究してきたスクールボーイという人物像を、初めてランウェイという公的な場所へ送り込んだコレクションです。 ここに意味があります。 学校は、個人を集団へ所属させる制度です。 同じブレザー。 同じシャツ。 同じネクタイ。 同じ紋章。 本来の制服は、服装による差異を減らします。 しかし若者は、その同じ服の中でも差を作る。 ネクタイを緩める。 袖をまくる。 違うTシャツを着る。 スニーカーを汚す。 制服の上からレザーを着る。 Raf Simonsが見ていたのは学校という場所だけではなく、“規則の中で若者がどのように自分自身を作るのか”という行為だったとEnclopediaは考えます。