COMME des GARCONS HOMME PLUS 2027SS もし、戦争が終わったら|買取・レンタルガイド
COMME des GARCONS HOMME PLUS 2027SS『If The War Were To End.. / もし、戦争が終わったら』を解説。2015SS『Peace Army』、2025AW『To Hell With War』から続く反戦表現、ミリタリーの解体、パステルカモフラージュ、旗、ストライプ、タータン、軽やかなシルエットから、戦争後の服を読み解き、COMME des GARCONS HOMME PLUS買取・レンタル導線へ案内します。
なぜHOMME PLUSは、“もし、戦争が終わったら”と問いかけたのか。
HOMME PLUSにおける戦争のテーマは、一回限りの表現ではありません。 2015SS『Peace Army』では、軍服の装飾性、フィールドジャケット、金ボタン、カモフラージュ、強い柄を使いながら、それを戦闘ではなく平和のための軍隊として反転させました。 2025AW『To Hell With War』では、その姿勢はさらに直接的になります。 軍服の形、ヘルメット、カモフラージュ、ミリタリーカラー、ユーティリティポケット。 それらは戦争のための記号でありながら、花、異素材、解体された構造によって、本来の機能から切り離されていました。 では、2027SSは何をしているのか。 怒りの後を描いています。 戦争に反対する。 戦争を地獄へ送る。 そこからさらに一歩進んで、もし戦争が終わったら、という仮定に入る。 この仮定が重要です。 “戦争が終わった後”は、単なるハッピーエンドではありません。 戦争の記号は残ります。 制服も、旗も、カモフラージュも、勲章も、軍装の形も、完全には消えません。 だから川久保玲は、それらを消すのではなく、意味を変える。 カモフラージュを隠れるための柄から、明るいパステルの抽象柄へ。 旗を国家や軍隊の所有物から、色のパネルへ。 軍服の硬さを、シャツ地や柔らかい布の軽さへ。 制服の規律を、ショーツ、スカート、チュニック、ゆるい重なりへ。 Enclopediaでは、このシーズンを、戦争の終結を祝う服ではなく、戦争の記号を日常へ返却する服として読み解きます。