コムデギャルソン名作『Roses & Blood』薔薇と血とは|2015SS赤い薔薇と血のコレクション買取ガイド
COMME des GARÇONS 2015SS『Roses & Blood』を解説。黒ではなく鮮烈な赤でランウェイを支配し、薔薇、血、革命、宗教、戦争、美しさと暴力性を重ねた川久保玲の名作コレクション。コムデギャルソン名作、アーカイブ価値、買取相談までEnclopediaが詳しく案内します。
なぜ『Roses & Blood』は、赤いだけのコレクションではないのか。
COMME des GARÇONSにおいて、黒は長く象徴的な色として語られてきました。 1982AW『Holes』/『Destroy』では、黒、穴、ほつれ、だぼだぼのシルエットによって、西洋ファッションが前提としていた華やかさや身体美を壊しました。 しかし2015SS『Roses & Blood』では、黒ではなく赤が中心に置かれます。 赤は、単なる装飾色ではありません。 薔薇の赤であり、血の赤であり、戦争、宗教、政治、革命、犠牲を連想させる赤です。 服は花のように膨らみ、裂け、身体を覆い、時に傷口や肉のようにも見えます。 美しいのに、どこか恐ろしい。 ロマンチックなのに、どこか暴力的。 1982AWが黒によって西洋的な美の基準を壊したコレクションだとすれば、2015SSは赤によって、美の中に潜む暴力性と革命性を露わにしたコレクションです。 Enclopediaでは、このような名作の文脈を入口に、コムデギャルソンのアーカイブ価値を読み取り、買取やレンタルを通じて次のユーザーへつなげます。