Enclopedia読み込み中

コムデギャルソン名作 2 Dimensionsとは|2012AW平面的な服と買取ガイド

COMME des GARÇONS 2012AW『2 Dimensions』を解説。服を立体物ではなく紙や絵のように扱い、身体の上に別の平面世界を乗せた川久保玲の名作コレクション。コムデギャルソン名作、アーカイブ価値、買取相談までEnclopediaが詳しく案内します。

なぜ『2 Dimensions』は、平面的なのに強く見えるのか。

一般的な服は、身体の立体に合わせて作られます。 肩を作り、胸や腰の丸みに沿い、動きやすさを確保しながら、身体を美しく整える。 つまり服は、身体という三次元の存在に従うものとして考えられてきました。 しかしCOMME des GARÇONS 2012AW『2 Dimensions』は、その前提を反転させます。 身体に沿うのではなく、身体の上に平面を乗せる。 服を布の彫刻ではなく、切り絵、紙人形、絵画、記号のように扱う。 Vogue Runwayでも、このシーズンは“The future's in two dimensions”という前提で語られ、紙人形のような平面性やフェルトのコートドレスが印象的に紹介されています。 このコレクションが名作として残るのは、奇抜だからではありません。 服は必ず身体に沿うべきなのか。 服は立体でなければならないのか。 身体の上に、別の視覚世界を置くことはできないのか。 そうした問いを、非常に明快な形で提示したからです。 Enclopediaでは、このような名作の文脈を入口に、コムデギャルソンのアーカイブ価値を読み取り、買取やレンタルを通じて次のユーザーへつなげます。